手術方法の選択
ご自身に適した手術方法・延長する骨を選択します。
STEP1
どちらの骨を延長するかを決める
まずは、大腿骨と脛骨のどちらを延長するか、または両方を同時に延長するかを決定します。

大腿骨
太ももの骨
脛骨
スネの骨

どうやって決めるの?
骨延長では、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)のどちらを延長するかを選択する必要があります。一般的には、希望する延長量や現在の体型バランス、医師の診察結果をもとに決定します。

大腿骨延長が向いている方
7~10cm程度の延長を希望している
回復を優先したい
スポーツ復帰を重視したい
初めて骨延長を受ける
大腿骨は筋肉量が多く、脛骨と比べて歩行機能への影響が少ないため、多くの患者様が選択しています。

脛骨延長が向いている方
さらに身長を伸ばしたい
大腿骨延長後に追加で延長したい
足の比率を調整したい
痛みに弱い(大腿骨よりも術後の痛みが少ない)
脛骨は一般的に5〜6cm程度の延長が目安となります。

11cm以上の延長をご希望の場合
10cm以上の身長アップを希望する場合は、以下の方法があります。
-
大腿骨延長後に脛骨延長を行う
-
大腿骨と脛骨を同時に延長する
STEP2
手術方法の選択
当院では2種類の手術方法を採用しております。
よくある質問
Q
手術時間はどのくらいかかりますか?
A
手術時間は術式や延長部位によって異なりますが、目安は以下のとおりです。
-
LON法:約2〜4時間
-
FITBONE法:約2〜3時間
いずれの手術も全身麻酔で行われるため、手術中に痛みを感じることはありません。また、手術前後の準備や麻酔からの覚醒時間を含めると、手術室で過ごす時間はさらに長くなります。
Q
手術は全身麻酔ですか?
A
はい。骨延長手術は全身麻酔で行われます。手術中に痛みを感じることはありません。麻酔科医が全身状態を管理し、安全に手術を行います。
Q
両脚を同時に手術できますか?
A
はい。LON法・FITBONE法ともに、両脚を同時に手術することが可能です。
多くの場合、左右の脚を同時に手術・延長することで、バランスを保ちながら効率よく身長を伸ばすことができます。
Q
手術ではどのくらい出血しますか?
A
出血量は比較的少なく、多くの場合は輸血を必要としません。ただし、個人差や手術内容によって異なるため、医師が術中・術後に状態を確認しながら対応します。
Q
手術当日は食事ができますか?
A
麻酔から十分に回復した後であれば、水分や食事を開始できます。ただし、体調によって開始時期が前後するため、医療スタッフの指示に従ってください。
Q
手術後すぐに骨延長は始まりますか?
A
いいえ。手術後は骨や周囲組織を回復させる期間(待機期間)を設けます。通常は術後約4日前後から骨延長を開始します。
Q
骨延長手術を受けられない人はいますか?
A
重度の骨疾患、感染症、コントロールされていない糖尿病などがある場合は、手術を受けられないことがあります。また、医師が安全に手術できないと判断した場合も適応外となります。
Q
手術後に再手術が必要になることはありますか?
A
予定されている器具除去手術以外に再手術が必要になるケースは多くありません。しかし、感染や骨癒合不良などの合併症が生じた場合には、追加の処置が必要になる可能性があります。
Q
骨延長手術は何歳まで受けられますか?
A
年齢による明確な上限はありませんが、重要なのは健康状態です。成人であれば手術可能な場合が多く、最終的には検査結果や医師の診察をもとに適応を判断します。
Q
傷跡はどのくらい残りますか?
A
骨を切る部分や器具を固定する部分に傷跡は残りますが、多くは数センチ程度です。 時間の経過とともに徐々に目立ちにくくなりますが、完全に消えるわけではありません。


